
どんなに良いって言われるスクワランオイルでもやっぱりニキビにはダメだよねぇ。

なんでそう思うんだ?

だって、オイルでしょ。オイルはニキビを増やすでしょ・・・。

浅い!
アクネ菌のエサになるオイルは「油脂類」だ。
スクワランオイルは「炭化水素系のオイル」。コイツはアクネ菌のエサにはならないから、ニキビには影響しないんだぜ。

え?そうなの?もしかしてニキビにも良い効果があったりするの?

仕方ないぜ・・・。
スクワランオイルのニキビへの効果と影響について深堀りするぜよ。
オイルの種類は大きく分けて3つある

まずは上の図を見てほしい。
オイルは大きく分けて3つの種類があるんだ。

ほぉ。スクワランオイルは炭化水素系のオイル。
で、アクネ菌のエサになるのは油脂系・・・。

ニキビができやすい人はまず、自分が使っている保湿剤をチェックしてみてくれ。
植物系のオイルは大体が油脂系のオイルだ。
植物由来のオイルがメインで使われた保湿ならそれがニキビの原因になっているかもしれないぜ。
スクワランオイルがニキビを増やさない理由
スクワランオイルは肌表面に薄く被膜を作りますが、その被膜も時間が経つとともに角質内に浸透します。
同じくアクネ菌のエサにならない「ワセリン」や「ミネラルオイル」も炭化水素系のオイルの仲間ですが、この2つは強い被膜を肌の表面に作ります。
アクネ菌は酸素に触れることを嫌う「嫌気性菌」です。
ワセリンが被膜を作って毛穴にアクネ菌を閉じ込めてしまうと、酸素に触れない好条件によりアクネ菌の増殖が進むことがあります。

同じ炭化水素系のオイルですが、ニキビにはミネラルオイルやワセリンは使わない方が安心だぜ。
スクワランオイルはニキビ予防の効果もある
スクワランオイルはアクネ菌のエサにならないことは分かりました。

スクワランオイルはニキビを増やさないどころか、ニキビを予防する効果もあるんだぜ。
スクワランオイルは浸透力が高く、角質内に水分を蓄える機能があります。
その結果、肌内部の機能が正常に働きやすくなり、バリア機能がアップ。結果的にアクネ菌に負けない強い肌の土台を作るのです。

なるほど~!
肌を元から強くしてくれるんだね♪
おすすめのスクワランオイルはどれ?
ニキビがすでにある肌であれば、なるべく刺激の少ないスクワランオイルを選ぶ方が無難です。
その場合におすすめしたいのが純度99,9%のハーバースクワランオイルです。
不純物を徹底的に取り除いたオイルであること、深海ざめ(アイザメ)の肝油が原料であり、天然由来成分100%のオイルであるのがその理由です。
石油系の界面活性剤、鉱物油、パラベンなどの防腐剤は一切含まれておらず、肌に悪影響を及ぼす余分な成分は入っていないため、ニキビがあるデリケートな肌でもトラブルなく使うことができるのがポイントです。
ニキビがある肌への効果的な使い方とは?
スクワランオイルをニキビ肌へ使用するタイミングは、洗顔後や化粧水後のまだ肌が濡れている時になります。

ブースターとしての使い方と一緒だぜ。
使い方はスクワランオイルを1滴手に伸ばし、肌へ塗布するだけ。その後普段通りの保湿をしてください。
使用の注意点は、スクワランオイルを使用する時だけに限りませんが、ニキビを擦らないようにすることです。
ニキビに傷がつくと黄色ブドウ球菌などの常在菌が増えて、炎症が広がる要因になり、ひどい場合は化膿の原因になってしまいます。
肌トラブルを防ぐため、肌には優しく触れ、擦らないようにしましょう。

もう一つ言うとスクワランオイル自体には殺菌効果があり、ニキビの増殖を押させることもできるんだぜ。
ただ、強い作用ではなくあくまでもマイルドだけどな。
まとめ
ニキビは角質内部の乾燥が引き金になって、皮脂が過剰に分泌された時などにアクネ菌の異常増殖により起こりやすくなります。
他にも食事、寝不足、喫煙、ストレスなどの環境因子によってもニキビができやすくなりますが、肌の皮脂コントロールができれば、多くの場合悪化せずに軽症で済ますこともできます。
皮脂コントロールのために、スクワランオイルを上手に使い、できるところからニキビケアをすることをおすすめします。

毎日のスキンケアにスクワランオイルを1滴。
簡単だけど、継続することが大事なんだぜ。
スクワランオイルはこのように低刺激で浸透力が高く、保湿効果が高いことからニキビだけではなく、毛穴の黒ずみ、アトピーなどの肌悩みにも安心して使えます。
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